【生活】苦難の連続でもその先に手にしたのは…
どうも旅島です。
2週間滞在したポルトガルのオーガニック農家について書きます
オーガニック農家大変…
- 無農薬なので野菜の回りに雑草が凄い
- 虫が野菜にめちゃくちゃ着く
- ほぼ手作業で行う
はいそうなんですほぼ手作業なんです。
あと余談なんですが午後にやるライムツリーの雑草抜き(ウィーディング)の時めちゃくちゃトゲが当たって痛いんです泣
そして僕が一番辛かったのか食事なんです。
あ~オーガニック農家の優しい味に馴染めなかったのね
って思われるかもしれませんが
違うんです…
この写真右のご飯なのですが…
白米炊くときにパクチーが入っていて
炊き上がったあとリンゴとバナナのすり下ろしが加わり
更に塩コショウを加え完成という行程なのです…
味は…
イギリスで食べたフルブレッグファストを軽く越えてくるような不味さでした。
(作ってくれたアナ・ジュリアンごめんね)
更に滞在している街は小さくて
カフェはあるのですが食堂がないんです…
つまり食事はここで作られた物しか食べることが出来ないのです。
朝 軽いパンとパクチーまみれのサラダ
昼夜は上の写真で紹介した
そして僕はパクチーがあまり好きではなく
バナナに至っては食べられない
という…
食に関しては完全に追い込まれました。
そして僕ある程度旅して簡単な受け答え位なら英語でわかると思いファームならそんな難しい指示とかないだろうと安心していたのですが…
ホストのネイティブレベルの英語の早さ
複雑な指示(収穫する野菜の見分け方 肥料をどれくらい持ってくるか持ってくるか)など
本当に今まで英語はなんだったんだろうって思うレベルでした。
食べ物はヤバい味する
ホストとみんなの英語も聞き取れない
何やればいいか分からない
まじでかなり辛かったです。
その日の夜ドロップアウトしてどっか新天地を探すか考えた
でも思い付かなくて夜が明けた
また辛い作業の始まりだそう思ってた
翌日の昼頃一緒に働いていたブルガリア人のマリアに言われた
「分からないなら何度でも聞いて あなたは受け答えはアバウト!」
と指摘された
ついに同じく働いてた人にも怒らせてしまったか
やっぱ英語わかるようにして出直そうと思った
その時
英語聞き取れないからって愛想笑いでやり過ごしてた事に今更ながら気づかされた
聞き返してもどうせ分かんないし
言い直してくれても早いから聞き返すのが無駄だと
起こってもない事を勝手に思い込んでた
こんな思い込みでこのファームを出るのはダサいしやりきって失敗したならそれはそれでいいやって聞き返しに行った
相変わらず早すぎて何言ってるか分からなかったけど
何回も聞き返してるうちに簡単な言葉で説明してくれたり
ゆっくり喋ってくれたり
分からないワードが合ったか確認してくれたりした
なんとかわかるようにしてなって、みんなと作業しているときに気づいた
ホストもマリアもみんなも怒っているのではなくただ分からないなら聞けばという事を僕に伝えているだけだったんだと。
単に日本では怒っている風に思えてしまうけどそれは勘違いで
ただの文化の違いだった
(後日教えてもらったが、話の内容が分からないのになんで笑ってるか不思議だったらしい)
なんでこんな簡単な事に気づけなかったんだろう
とはいえ何度も聞き返すのは悪いから
会話が終わった後
「何度も聞いてごめんね」
って謝ったら
「気にすんなallright」
とか
「英語慣れるまで難しいよね」
優しい言葉を掛けてくれた
本当に恥ずかしくなった
勘違いしてたことじゃなく
優しい人たちだったのに思い込みで嫌な人たちだと思ってしまった事
それからはみんなに喋りかけるようになれた。
相変わらず英語はわからないけど
幸せな時間だった
でも長くは続かなかった
その続きは後編にでも書きます。